エニアグラム1型と4型の相性

倫理観とアーティスト

ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー(タイプ1)
ドラキュラ
ドラキュラ(タイプ4)

魅力

タイプ1 は比較的社会的規範を好む性質があり、タイプ4 はその対極ともいえる「常識にとらわれないもの」に興味を持ちやすいです。しかし、互いのコンプレックスをうまくコントロールできれば、非常に補完的な関係にもなり得ます。タイプ4はタイプ1に「もっと肩の力を抜いて、楽しんでみることや、自分の感情を探求すること」を促し、タイプ1はタイプ4を組織的に支え、アイデアを具体化するようにモチベーションを与えることができます。
タイプ4はタイプ1のセルフコントロールや実務的な思考、人に尽くす姿勢、そして世界をより良くしようという願いに惹かれます。
タイプ1はタイプ4の創造性や夢見る性質、そして「本物」を求めるところに魅力を感じます。
どちらも理想主義的であり、お互いの誠実さに惹かれ合います。世の中に不足しているものを感じ取り、一緒に理想に向かって進んでいく支え合いができます。

潜在的な課題

タイプ1から見ると、タイプ4は「自己中心的、傷つきやすい、気まぐれ、引っ込み思案、自分の内面世界に浸りすぎて行動しない」と映ることがあります。
タイプ4から見ると、タイプ1は「批判的、裁きがち、閉鎖的で、社会の規範に縛られすぎ」と感じられることがあります。
タイプ4は強い感情の交流を求めますが、タイプ1は感情をコントロールし抑えがちな傾向があります。
タイプ1は、タイプ4が「特別でありたい」という欲求を理解しきれず、苦手意識を持つこともあります。
その結果、タイプ4が恥ずかしさや劣等感、疎外感を覚える場合もあります。

課題の解決

ここで紹介している「潜在的な課題」は、どのエニアグラムタイプ同士でも自分自身と向き合えていないときに起こりやすいものです。
お互いへの理解や配慮、コミュニケーションへの取り組み、そしてそれぞれが自分自身に投資し成長していくことで、そうした課題は十分に回避・解決できます。