タイプ2

利他主義者、ヘルパー

概要

2は思いやりがあり、愛情深く、周囲の人々の幸福に貢献する為に最善を尽くすことがよくあります。周囲の人々のニーズを理解する自然な能力があります。生まれつきの良さで、必要とすることに関わるのが好きです。又、とても褒め上手で、他人を喜ばせる為に何を言うべきかを知っていることがよくあります。生まれつきの人を扱う能力があり、対人関係は彼らにとって非常に重要です。全体的に友好的で、思慮深く、社交的で温かいです。他の人が自分の可能性を最大限に発揮するのを助けることが好きです。

回避衝動

2は、万難を排して、そして度々無意識に、自分のニーズを認識しないように努めます。受け取るよりも与えるほうがずっと楽だと感じています。他の人をがっかりさせないように、そして愛されていないことで情緒不安定にならないように、できる限りのことをします。

関心とモチベーションのセンター

2は、他の人のニーズと承認を得ることに集中します。愛情を受ける為に賛美、愛情、褒め言葉等、様々な方法で沢山与えてくれます。
2は、他者へのコミットメントによって動機付けられます。他の人のニーズを満たすことを目指し、自分の努力が認められるとやる気を感じます。内面的には常に他の人に感謝され、大切にされていると感じようとしています。
承認され、認められていると感じる必要があります。人間関係の中心に特定の場所を欲しがります。

悪徳と防衛機制

（自分のニーズに注意を払わずに）衝動に駆られると、2は自分のエゴ、つまり（ある形の）プライドに押され、自分のニーズを無視して、他の人のニーズを優先するようになります。自分の面倒を見る必要はなく、他人を助ける為の力は無限にあると信じてしまいます。

調和

自分の強迫観念をコントロールできていれば、2は心に安らぎがあって、共感し、心配し、利他的で、温かく、熱意があり、理解力があり、思いやりがあり、寛大です。見返りを期待することなく、誠意を持って謙虚に与え、周囲の人々の幸福に貢献します。
人間関係に満足し、愛され、大切にされていると感じ、希望や欲望が叶うとき、彼らは安心します。そうすると、統合タイプ（タイプ4）に向かう傾向があり、後者のポジティブな特徴が行動に取り込まれます。こうして、自分のニーズを拒むことなく、より健全な方法で自分自身を受け入れることを学び、より自分らしく創造的になります。

アンバランス

強迫観念に陥ると、2は自尊心が低く、いつ「ノー」と言えばいいのか分からず、他人に大きく依存することがあります。内面的な認識や愛情が低いと、必ずしも求められていないアドバイスや助けを強引に与えてしまうことがあります。その為、独裁的、感情的過ぎ、または人を操っていると認識する人もいます。状況が改善されない場合、崩壊タイプ（タイプ8）に傾く傾向があり、後者のネガティブな特徴が行動に取り込まれます。したがって、怒ったり、攻撃的になったり、脅迫したり、復讐したり、非難したり、反抗的になったりする可能性があります。

ウイング

タイプ2のウィングはタイプ1とタイプ3です。「ウィング」は隣接するタイプで、ベースタイプに最も影響を与えています。
2w1は細心で、理想主義的で道徳的ですが、より批判的な場合もあります。
2w3は外向的で野心的で自信に満ちていますが、競争力も高いことがあります。