エニアグラムの基本を理解する
エニアグラムタイプを規定するものは?
エニアグラムタイプは、一般に結び付けられがちな性格特性(親切、献身的、知的 など)によって定義されるのではなく、第一に私たちが「回避パターン」と呼ぶものによって定義されます。この回避パターンは各タイプの中核にあります。
見抜くのが容易ではないことも多く、とりわけ無意識に働いている場合はなおさらです。エニアグラムの要点は、そのパターンに気づけるようになることで、向き合い、成長に活かせるようにするところにあります。
9つのエニアグラムタイプとは?
タイプ1:完璧を求める人
タイプ1は、内にある怒りに触れないようにしがちです。強い善悪感に導かれ、鋭い内的批判者を抱えやすい傾向があります。自分の有能さや信頼性が疑われかねない失敗を避けるために、努力を重ねます。詳しくは エニアグラム・タイプ1 をご覧ください。
タイプ2:助ける人
タイプ2は、自分のニーズを認めることを避けがちです。受け取るよりも与えるほうが、ずっと気持ちが楽なことが多いでしょう。大切な人から愛されるため、そして期待を裏切らないために、懸命に尽くします。詳しくは エニアグラム・タイプ2 をご覧ください。
タイプ3:カメレオン(適応する人)
タイプ3は、失敗を避けようとします。生産性がない、活動していない、平凡である、見栄えが悪い――そう見なされることを避けるために努力します。詳しくは エニアグラム・タイプ3 をご覧ください。
タイプ4:夢見る人
タイプ4は、「普通」であることを避けようとします。拒絶されること、取るに足らない存在だと感じること、理解されないこと、あるいは本物でないと感じることを避けるために努力します。詳しくは エニアグラム・タイプ4 をご覧ください。
タイプ5:観察する人
タイプ5は、心の内側が空っぽだと感じることを避けようとします。その埋め合わせとして、知識を絶えず追い求めることが多いでしょう。強い感情(とりわけ恐れ)、踏み込んでくる人、そして十分に準備できたと感じる前に行動することを避けるために努力します。詳しくは エニアグラム・タイプ5 をご覧ください。
タイプ6:忠実な人
タイプ6は、不確実性を避けようとします。考え方、人間関係、役割、状況など、あらゆる面で曖昧さを排除しようと努力します。自分が同一視する集団や信念と一致しないものを疑い、証明されていないことには問いを向けやすい傾向があります。詳しくは エニアグラム・タイプ6 をご覧ください。
タイプ7:熱中する人
タイプ7は、心の痛みを避けようとします。悲しみ、不快感、苛立ち、制限、束縛、退屈から距離を取るために努力します。詳しくは エニアグラム・タイプ7 をご覧ください。
タイプ8:挑戦する人
タイプ8は、弱さ(傷つきやすさ)を避けようとします。弱く感じること、他者に依存すること、不公平(あるいは過度に抑圧的)なルール、そして支配されたり操作されたりすることを避けるために努力します。詳しくは エニアグラム・タイプ8 をご覧ください。
タイプ9:平和を愛する人
タイプ9は、対立を避けようとします。衝突、要求のしすぎ、そして内なる穏やかさを失うことを避けるために努力します。詳しくは エニアグラム・タイプ9 をご覧ください。
エニアグラムの「ウィング」とは?
タイプ9のウィング
各エニアグラムタイプには、前後に隣り合う2つのウィング(隣接タイプ)があります。たとえばタイプ3のウィングはタイプ2とタイプ4です。タイプ9のウィングはタイプ8とタイプ1です(タイプ10は存在しないため)。
ウィングとは、その2つのうち、より強く人格表現に影響しているほうを指します。したがって、ある人が「タイプ3・ウィング2(3w2)」と表現される場合、タイプ4よりもタイプ2の影響が強く、たとえば(タイプ2にしばしば見られる)対人志向の傾向がより強い、といったニュアンスになります。
ウィングはタイプに繊細な陰影を与えますが、あくまでコアタイプに比べれば二次的な要因です。たとえば「タイプ3・ウィング4」は依然として本質的にはタイプ3であり、タイプ2よりもタイプ4の色合いが濃い、というだけです。ウィングは微調整として捉えるのがよく、コアタイプそのものほど重要ではありません。とりわけ、自己成長のために取り組む価値が最も大きいのは、コアタイプが示す回避パターンだからです。
複数のエニアグラムタイプを持つことはありますか?
多くの場合、答えは「いいえ」です。そしてそれはむしろ好ましいことでもあります。そもそもエニアグラムタイプは「性格のラベル」というより、習慣化したパターンを示すものです。ひとつのパターンと向き合うだけでも容易ではないのに、いくつも抱えるとなればなおさら難しくなります。もし複数のタイプのパターンが重なるとすれば、長期的に「不健全」な状態が続き、別タイプのパターンが基盤の上に重なってしまうような時期に起こりやすいでしょう。とはいえ、複数のタイプの特徴に心当たりがあるのは、ごく自然なことです。私たちは誰しも、どのタイプの強みも育てることができます(そのタイプである必要はありません)。特に、より健やかで地に足がつき、自分をうまくコントロールできているときほどそうです。たとえばタイプ9がタイプ2と同じくらい寛大であることもあれば、タイプ3がタイプ5と同じくらい知的好奇心旺盛であることもあります。それでも両者を分ける決定的な違いは、根底にある回避パターンです。
エニアグラムタイプは時間とともに変わりますか?
頻繁ではありませんが、環境の変化、強い新たな影響、そしてあなた自身の選択によっては起こり得ます。時間の経過とともに、別の回避パターンのほうにより強く共鳴するようになり、他のエニアグラムタイプへと移行することがあります。
統合(成長)と分裂(ストレス)のタイプとは?
統合の道筋(青い矢印)
統合タイプと分裂タイプは、各エニアグラムタイプが「成長」や「ストレス」の局面で、どの方向へ傾きやすいかを表します。自分の中核となる回避パターンとより健全な関係を築けているとき、人はしばしば「統合」し、別タイプに結び付けられる長所が現れます。一方、圧力下にあるときには「分裂」し、別タイプに結び付けられるより不健全なパターンへと滑り込みやすくなります。同じコアタイプであっても、「健全」「不健全」「その中間」のどこにいるかによって、見え方は大きく異なります。
より健やかになるにつれて、肯定的な特性の幅が広がります(そして、どのタイプであっても他タイプに典型的とされる特性を育むことができます)。統合の方向はコアタイプとはかなり異なることが多く、それが本質的な成長のサインになり得る理由のひとつです。
分裂は、コアタイプが本来避けようとしてきた否定的パターンを浮かび上がらせます。それらが目立ち始めたときは、ストレスや不均衡が強まっている合図になり得ます。
健全/不健全なタイプとは?
人が「健全」「不健全」「平均的」と見なされるのは、中核となるパターンをどれほど上手に扱えているか(内面と対人関係の双方)によって決まります。同じエニアグラムタイプでも、そのパターンへの向き合い方によって大きく異なります。だからこそ当サイトの各タイプ解説には、「バランスが取れている状態」と「バランスを崩している状態」の両方を掲載しています。あなたが置かれている状況、対処の仕方、人生で起きている出来事によって、行き来することがあるでしょう。「バランスが取れている」状態が多ければ健全、「崩れている」状態が多ければ不健全、そしてその中間であれば平均的と考えられます。
最も信頼できるエニアグラム診断は?
エニアグラムを初めて学ぶときは、エニアグラムは本質的に「テスト」ではなく「枠組み(フレームワーク)」であることを押さえておくとよいでしょう。テストはタイプを絞り込む助けにはなりますが、最終的に何がしっくり来るかを判断できるのはあなた自身です。だからこそ、誤解に導かれず、エニアグラムの価値を取りこぼさないためにも、質の高いテストを使うことが重要です。
このエニアグラム診断は、公開当初から可能な限り信頼性を高め、より多くの人が自分のタイプを見いだせるよう設計されてきました。優れたテストには、良質な設問だけでなく、得点方法を洗練し精度を上げるための綿密な結果分析が不可欠です。その作業は、2018年に最初の版がオンラインで公開された時点から始まりました。
その後も、数百万件の結果と数千件に及ぶユーザーフィードバック(主要タイプを正しく判定できたと答えた人は 81.3%)をもとに、アルゴリズムを継続的に改良してきました。
所要時間はどれくらいですか?
このエニアグラム診断は全72問で、所要時間はおよそ10分です。
このエニアグラム診断は無料ですか?
はい。こちらは無料のエニアグラム診断です。診断を完了すると、費用は一切かからず、すぐに結果をご覧いただけます。
無料の診断結果には何が含まれますか?
無料の結果には、あなたのコアタイプ、ウィング、回答内容の分析、各タイプのスコア、そしてあなたのエニアグラムタイプの詳細な解説が含まれます。